入院中に看護師さんに感謝した出来事

入院している時の看護師さんからのやさしさを集めてみました

出産の時に支えてもらって感謝の気持ちでいっぱいです。

長男を妊娠していたとき、看護師さん達には本当にお世話になりました。妊娠7ヶ月頃に切迫早産と診断され、張り止めの内服と自宅安静を言い渡されたのですが、早産兆候は止まらず、破水してしまいました。幸いにも高位破水で羊水の流出はすぐに止まったものの、入院して点滴をしながら絶対安静になりました。

 


赤ちゃんを守りたいという気持ちは強く、医師や治療に対しては信頼していたのですが、約2ヶ月半の安静生活はかなり辛かったです。点滴も入院が長くなってくると漏れやすくなり、入りにくくなり、腕はパンパンに腫れ上がって、針を刺した穴だらけになりました。早産を抑える薬は、体の力を緩ませる作用のある点滴なので、とてつもなく体が怠く、頭痛や手の震え、動悸も辛かったです。はじめの頃は本当に絶対安静だったので、トイレにも行けず、尿管に繋がれ、便はベッドの上にオマルのような便器を差し込んでもらって用を足していたので、ストレスMAXでした。そんなとき看護師さん達には、毎日癒してもらいました。

 


入院してしばらくして、髪の毛を洗ってもらったときは、あまりの気持ちよさに涙が出たほどでした。シャワーも浴びるとことが禁じられていたので、毎日体は拭いてもらっていましたが、点滴の影響で体が常に火照っていたので汗もたくさんかいていました。その頃の願いはシャワーを浴びて思いきり体を洗うことでした。

 

 

髪の毛も汗をかいて、ネチネチと顔に張り付くのが気持ち悪かったので、ベッドのそばに洗髪カートを持ってきてもらって、寝たまま洗ってもらうのが何よりの楽しみだったのです。寒くなってくると、寝たままベッドの上で洗面器の中に足をつける、足浴も嬉しかったです。そんなケアだけではなくて、看護師さん達との会話を楽しめたことが救いでした。自身も切迫早産の経験をした看護師さんもいらっしゃったので、とても励ましてもらいました。ストレスに耐えきれず泣いてしまったときには、時間をかけて話を聞いてくださり、一緒に泣いてくれさえしました。

 


妊娠36週を目前にした頃、陣痛がおこり帝王切開をしましたが、病棟の看護師さん皆さんが見送ってくれて、産まれた赤ちゃんも皆さんで代わる代わる抱っこしてくれました。私的にはかなり厳しい入院生活も、今、思い出してみると懐かしくも思います。毎年、年賀状を病棟に出したり、近くに行く機会があるときには病棟にご挨拶に行ったりしています。今、可愛い子供を抱きしめることが出来るのも、看護師さんたちのお陰だと思って感謝しています。