入院中に看護師さんに感謝した出来事

入院している時の看護師さんからのやさしさを集めてみました

入院中に身の回りのお世話をたくさんしてもらって感謝でいっぱい。

私が病院に入院をしたのは、夜中でした。その時、熱と体が動けなくなって、タクシーで病院を受診したのです。その後、緊急入院をすることになりました。

 

 

その時、まさか入院になるとは全く思っていませんでした。そのため、入院の準備をしてきていなかったのです。そして入院となった時、自分の具合が悪かったので、そのことについてあまり、困っていませんでしたが、その後、状態が安定するにしたがって、身の回りの必要物品について困るようになったのです。

 


そのため、どうしようと思って不安な気持ちになったのです。その後、そのことを受け持ち看護師さんに伝えました。家族とは離れて暮らしていたので、身寄りもなく、困っていることを話しました。その時、話をしたとしてもどうしようもないと思っていたのですが、そのことを話すことによって、自分の気持ちが少しでも楽になればいいかなと言うことも思っていました。

 

 

すると、その私の受け持ちの看護師さんが、すぐに私の身の回りの必要物品について、揃えてくれるといってくれたのです。その時は、本当にありがたいと言う気持ちでいっぱいでした。一人で入院をしていて、ほかの人に迷惑をかけてはいけないと思っていただけに、頼りになる人がいると思うと、涙が出そうになりました。

 

 

その後は、私が欲しいものを伝えて、その受け持ちの看護師さんが、病院の売店で購入をしてくれることになりました。その時に、本当に嬉しかったです。

 


本当は、私が歩くことができたら、その場所までいくことができたのですが、それもできずに困っていたからです。あの時のことは、今でもはっきりと覚えています。

 

 

そしてその受け持ち看護師さんに、本当に感謝の気持ちでいぱいです。人は困っている時に、助けてもらったことは、一生忘れることはありません。そしてその看護師さんのことも、今でも忘れることはないのです。

 

 

もう20年も前のことですが、その感謝の気持ちは今も持っています。できたら、今も元気に働いていたら、会ってお礼がしたいと思うほど、感謝をしています。

 


その後は、順調に回復をして、入院後20日で退院をすることができました。実家の母親も心配をしていましたが、看護師さんにお世話になったことを伝えると、母親も感謝の気持ちを話していました。

 


そのため、入院をした私だけではなく、私の家族も助けられたと思っています。

入院はそんなに何回もすることではありません。その時、ありがたかったと言う思いは、本当に忘れることはないと思っています。

出産後、授乳の時にいろいろと助けてくれてありがとう。

看護師さんのことを「白衣の天使」なんて言いますが、入院した経験がある身としては、本当に足を向けて眠れないぐらいお世話になった方々だと思います。

 


本当に感謝の言葉しかなかったのは、第一子の出産のために入院したときです。私は破水して入院となりました。産婦人科の単科の病院だったので看護師さん、助産師さんもお産のベテランで、初めての出産を控えた私には、みなさん心強かったです。

 


お産はものすごく順調に進んで、あっという間に生まれてしまいました。しかし大変だったのは出産後、授乳が始まってからです。私は、胸が張って大変だったのです。大きく張って、痛くてしかたなく、それでも授乳が順調に進めば苦にはならなかったのかもしれませんが、赤ちゃんも上手に飲むことができず、本当に苦痛な時間でした。

 


赤ちゃんとは別室だったので、一人で病室にいるときに、主人に電話で、授乳が上手くいかないことを泣きながら訴えていました。はっきり言って、出産の痛みよりも、授乳が上手くいかないことのほうが辛かったぐらいです。次の朝、看護師さんが見回りに来たときに、「昨日の夜、ご主人に電話してました?授乳のこと、これからもうちょっと頑張ってみましょう」と声をかけてくれたのです。

 


その時、私は看護師の前で泣いてしまいました。授乳が上手くいかず辛いこと、胸が張ってねむれなかったこと・・・そんな私の悩みをすべて聞いてくれたあと、ありとあらゆる手段を使って、なんとか上手く授乳できるように一緒にがんばってくれたのです。そしてもう一つ嬉しかったことは、お母さんが辛いなら、ミルクにしてもいいんですよ・・・と母乳を強制しなかったことでした。

 


私の場合は、胸が張りすぎて、反対に赤ちゃんが飲みづらくなっていました。まず母乳マッサージをして張りすぎていた胸を柔らかくしてくれました。そして、母乳自体は良く出ていたので、赤ちゃんが飲めるように、姿勢をなおしたり、抱き方を考えたり、哺乳瓶の乳首を使って、赤ちゃんが吸えるように工夫してくれたり、マンツーマンで側で一緒に取り組んでくれたのです。

 


そして、夜には胸が張りすぎないように冷やし方を教えてくれたり、本当に、できる方法すべてを私に教えてくれました。その甲斐あって、退院までに少し授乳ができるようになりました。赤ちゃんは新生児黄疸で一緒に退院することができなかったのですが、その間、自宅でできる母乳マッサージも教えてくれました。

 


この時の看護師さんがいなかったら、私は絶対に母乳育児などできなかったと思います。もう名前も忘れてしまいましたが、息子が8歳になった今でも感謝しています。

出産の時の担当の看護師さんが忘れられない。

私が看護師さんに心から感謝したのは、出産でお世話になったときです。

定期健診の時にもあれこれと面倒を見ていただいていたので「親切な看護師さんのいる病院で安心」と思っていました。

 


でも、本当にお世話をかけたのは分娩から退院するまでの間だったのです。分娩室では、私の想像を超えた一大事が待ち受けていました。

 

 

まずは看護師さんに浣腸をしてもらわなければなりません。でも陣痛でじっとしていられない私は、看護師さんの指示を聞くのも儘ならなかったのです。それでも看護師さんは「痛みが和らぐのを待ってからにしようね」と声をかけながら、背中を擦ってくれました。

 


看護師さんも忙しいことでしょう。でもそんなことは微塵も感じさせない、ゆったりとした声。痛みに動揺していた私は、その優しい言葉に思わず泣いてしまいました。ティッシュを差し出してくれながら、「ママが一番大変なんだから、痛かったり、辛かったりしたら口に出して。泣いたって恥ずかしくないから」と。

 


看護師さんのお顔を見て、この人は本当に天使みたいと感じました。また、分娩が終わった後も大変です。歩くのも自由になりません。

 

 

腰は痛いし、眩暈はするし。産んだばかりの赤ちゃんを見ても、感動したのなんて一瞬です。あとは自分のことで精一杯でした。そんな時にも看護師さんが、「退院したら、一人で赤ちゃんのお世話をするんだから、今はお世話されていればいいのよ」と。

 


トイレまで付き添ってもらったり、起き上がれないほど体力を消耗してしまった私に差し入れをしてくれたり。私は今でも全てを忘れることができません。

 

 

妊娠中は、先輩ママや母親から「親になるんだからしっかりしないと」と気合ばかり入れられて、無意識のうちにママになることに恐怖心を抱いていたような気がします。
「私にママが務まるのか」「育児書に書いてあることが出来なかったらどうしよう」
でも、看護師さんに何から何までお世話をしていただいているうちに、「私もこうやって赤ちゃんの面倒をみるんだな」「私も看護師さんみたいにニコニコしながらお世話しよう」とどんどんと前向きになれたのです。

 

 

実際に自分の赤ちゃんを抱っこする時、精神的に安定を取り戻した私は、心の底から自分の子供を「可愛いな。しっかりと守ってあげよう」と覚悟を決めました。それもこれも看護師さんの私達に対して真摯に対応する姿勢を見て、感動した経験があったからこそ。

 


私が一番お世話になった看護師さんは看護師長さんでしたが、他の看護師さんも心の温かい素晴らしい人ばかりでした。この方達と私がママになるタイミングで出会えて、本当にラッキーだったなと感じています。