入院中に看護師さんに感謝した出来事

入院している時の看護師さんからのやさしさを集めてみました

子供の頃に入院した時のことを今でも覚えています。

私が感謝をしているのは、私が子供の時に、お世話になった看護師さんです。
その時、原因不明の病気のため、検査入院をすることになったのです。両親とも働いていたので、私はほとんど、一人で入院をしている状態でした。

 

 

たまに両親が面会にきた時には、両親が帰る時に、辛くて泣くこともあったほどです。
そんな不安な気持ちをもったまま、入院生活を送っていたのです。そんな時、時々私と遊んでくれる看護師さんがいました。私は、その時に5歳でした。

 

 

そして、あまりほかの子供達と遊ぶこともできなかったのです。部屋から出ることができなかったので、寂しい気持ちになっていました。本を読んだり、テレビを見ても、その寂しい気持ちが消えることはありません。

 

 

そんな時、いつもその看護師さんが病室にきてくれていました。日勤の時に、帰宅をする前に、私のところにきて、遊んでくれていたのです。その時に、とても好きなカードトランプがあったので、それをしていたのです。

 


すると、とても嬉しい、楽しい気持ちになることができました。入院生活をしていると、単調な時間がすぎていきます。そんな時、唯一楽しい時間と思ったのは、その看護師さんと遊ぶことでした。

 

 

そのため、その看護師さんが部屋に訪室してくれた時には、とても笑顔になっていたと思います。そんな私の喜ぶ顔を見て、看護師さんも元気になるといってくれたのです。

その元気になるといってくれたことは、子供ながらにとても覚えています。私でも元気にすることが出来る人がいるんだと、嬉しかったのです。

 


人が嬉しそうに笑っている姿をみることで、私自身も嬉しくなることができたのです。

その後も、度々仕事帰りによって、遊んでくれたのです。その時に、楽しい時間だけが、入院生活の中で唯一の時間だったので、その時のことを嬉しく感じました。

 

 

その看護師さんは、私と同じ年の子供さんがいると話をしていました。そのため、その子供さんのように、私の気持ちをわかったくれたと感じます。両親が面会にきた時も、その看護師さんが私の状態について話をしてくれていました。

 

 

その話を看護師さんから聞いた両親は、とても安心をすることができたようです。あの看護師さんはいい人やねといっていたので、両親も信頼をしていたのです。今も、その看護師さんのことを懐かしく思っています。

 

 

私も子供が出来て、その時のことを思い出して、子供と接するようにしています。
その時のことは、忘れることのない、入院生活の思い出として残っています。